HEAT20 水準の断熱性能
HEAT20とは?
深刻化の一途を辿る地球温暖化とエネルギー問題。
その対策のために「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が2020年に発足しました。
HEAT20 はその略称であり、呼称です。
HEAT20 は長期的視点に立ち、住宅における更なる省エネルギー化をはかるため、
断熱などの建築的対応技術に着目し、住宅の熱的シェルターの高性能化と
居住者の健康維持と快適性向上のための先進的技術開発、
評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体です。
F-STYLE HOUSE では断熱性能水準値をクリアし、省エネはもちろん、住まう人にとって快適に過ごせる暮らしをご提供しています。
健 康 で 快 適 に 暮 ら す
断熱と健康には密接な関係があります。
冬、暖房の効いた部屋から廊下やトイレに出ると、温度の差に震えることがありませんか?
これもヒートショックの一種です。ヒートショックとは、室温の変化により血圧が急激に上昇したり脈拍が早くなったりする現象で、
脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などにつながることもあります。
ヒートショックを起こしにくい、健康な住環境をつくるには断熱性能を高めることが重要です。
高気密・高断熱の家にすることで、冷暖房をしていない部屋でも暑さ寒さがやわらぎ、家中の温度差が小さくなります。

【 一例 】
1 月25 日21 時 リビング(暖房室)とトイレ(被暖房室)との温度差
夜の21 時、暖房しているリビングと暖房していないトイレの温度差は、
断熱性能が低い家は5℃もあります。
それに対し、断熱性能の高い家は0.2℃と、ほぼ同じ室温になっています。
断熱性能を高めることで部屋同士の温度差が少なくなり、家全体が快適な
環境になります。
暖かさを保った室内では、冬の朝スムーズに起きることができ、室内を
移動することもおっくうではなくなります。
そんな変化が気持ちと行動を活性化させ、毎日を楽しく暮らすことが
できるのです。
【転居後の健康改善に関するアンケート】(出典:近畿大学 岩前研究室)
また、転居後の健康改善にも効果が出ています。
ぜんそく・のどの痛み・アトピー性皮膚炎などの改善率が高いという
調査データが報告されており、より断熱性能が高い家に転居した人ほ
ど、改善率が高いという結果がでています。
- 施年度:2009 年調査対象:24,000 人
- 断熱レベルの目安A:H4 省エネ基準B:H28 省エネ基準(現行基準)C:HEAT20 G1
同じ暖房条件で設定温度を20℃にした場合の年間暖房費は、
(電気料金を28 円/kwhとして試算)
断熱性能の差で、年間3.5 万円の年間暖房費の削減ができます。
断熱性能を高めると、温めた空気・冷やした空気が外へ逃げず、
冷暖房による光熱費を削減することができます。
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住まいにおいて快適に暮らすこと、また住まう人の健康を守るために、十分な気密・断熱性能は欠かせません。
冬の暖かさ、夏の涼しさを確保するだけでなく、家の中の温度差が人体にもたらす悪影響からも住む人を守ります。
また、適切な湿度を保つことでハウスダストの原因となるカビの発生を抑えます。
人へのやさしさを実現した高断熱・高気密住宅では、無理なく消費エネルギーを抑えることができ、
結果として地球にやさしい住まいともなるのです。
省エネルギー性と室内環境の質が両立する住宅をして実感していただくために、
見学会や相談会を随時開催しています。
高気密・高断熱住宅をご検討の方は、お気軽にご相談ください。